目次


§超急戦型カニカニ銀 §カニカニ銀VS後手△4二玉型
  ├超急戦型カニカニ銀戦法の成功例   ├△4二玉~△6四歩の受け
  ├後手の工夫△8五歩   ├▲7七桂に△8六歩の変化
  └中央に備えられた場合   └▲5八飛に△4二玉の場合
§カニカニ銀VS後手△5二金右型 §カニカニ銀VS後手5筋不突き型
 (1)△8五歩型   ├後手が5筋を突かない場合の指し方
  ├△5五同歩の変化   └△3一角に替えて△5三銀の変化
  ├△6四歩~△5三銀の変化 §カニカニ銀VS銀対抗型
  ├△6四歩~△5三歩の変化   ├過激な手順▲3四飛
  └角頭攻めは大丈夫?   ├△2三歩に▲2五飛と引く変化
 (2)△3二金型   └△3五歩の成否
  ├△3二金~△3一角型の研究 §カニカニ銀好局集
  ├△3二金~△4一玉型の研究 §参考文献
  ├▲9七角に△6四歩の研究 §管理人日記
  └△3二金~△4二銀左型の研究
 (3)△3一角型
  ├△9四歩から強く角を取る変化
  ├△6二銀~△6三銀の研究
  ├△5二歩と辛抱した場合の研究
  └早めの△6二飛に対する指し方

ご挨拶

カニカニ銀戦法は、児玉孝一七段創案のユニークな戦法である。

居玉のまま、2枚の銀を繰り出し、飛車は5筋に振り、 角は端に出てひたすら5筋突破を試みる。

一見、まるで縁台将棋のような指し方なのだが その攻撃力の強さから、矢倉を愛用する居飛車党対策として、
80年代後半から90年代前半にかけて、カニカニ銀は一躍脚光を浴び、 第30回「将棋大賞」において升田幸三賞に輝いている。

カニカニ銀の弱点は自玉の薄さにあり、玉の固さを重視する現代将棋に おいては、勝ちにくい戦法とされ、プロ棋士の間では姿を消した。

しかしながら、「将棋を楽しむ」という観点からは、カニカニ銀ほど 愉快痛快な戦法はない。
指してみれば実に奥深い戦法であることがわかる。

カニカニ銀には時代を超えて将棋ファンを魅了する何かが詰まっている。 升田幸三賞はダテではないのだ。

ところが、残念なことに、カニカニ銀を深く解説する棋書は事実上存在しない。
そこで、一将棋ファンとして、このサイトを立ち上げた。

カニカニ銀は十分に体系化されておらず、また情報も少ないことから、 まとめるのは相当に苦労した。
至らない箇所も多々あるかと思うが、必要最低限のエッセンスだけは 網羅したつもりだ。

このサイトが将棋ファンの棋力向上の一助になるとするならば これに勝る喜びはない。

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